
物件を契約する前に「内見」はとても重要なステップです。ただ部屋を見るだけではなく、住んだ後の暮らしをリアルに想像しながら、いろいろな角度から確認しましょう。ここでは、内見時にチェックしておくべき5つのポイントをご紹介します。
1. 駅までの距離と交通手段を体感で確認
広告に記載された「駅徒歩○分」は、直線距離からの目安で、実際の道のりや坂道などは考慮されていません。自分の足で実際に歩いてみることで、通勤・通学の負担をリアルに把握できます。
また、バスを利用するエリアでは、バスの本数や最終便の時間も事前に調べておきましょう。特に夜の移動が多い人は、駅前からのタクシーのつかまりやすさも実際の時間帯に確認しておくのが安心です。
さらに、自転車を使う予定がある場合は、駅周辺の駐輪場の有無や空き状況もチェックしておくと良いでしょう。
2. 周囲の環境を自分の目と耳と鼻でチェック
内見の際は、建物の中だけでなく、周辺を歩きながら「住みやすさ」も確認しましょう。重要なのは以下の点です:
・騒音の有無(車の音、学校のチャイム、工場の稼働音など)
・においの問題(近くの川や工場などからの悪臭)
・生活に必要な施設の位置(スーパー、病院、ATM、コンビニなど)
可能であれば、昼間と夜、平日と週末など、時間帯を変えて訪問することで、その土地の“リアルな雰囲気”をより正確に感じ取れます。
3. 日当たりは「向き」だけじゃなく「周囲の建物」も要確認
部屋の向きが南や東だからといって、必ずしも明るいとは限りません。隣接する建物の高さや距離によっては、日差しがほとんど入らないことも。
実際に窓を開けて、どのくらい光が差し込むか、視界が抜けているかを確認しましょう。また、住宅地図やスマホのコンパス機能などを使えば、方角の確認も簡単にできます。
4. 広さは図面より“体感”で確かめよう
図面上の「○帖」という数字に頼りすぎず、実際に部屋を歩いて広さを実感することが大切です。特に家具をどこに配置するかをイメージしながら内見すると、「思ったより狭い…」という失敗も防げます。
メジャーやメジャーアプリを使って、ベッドや収納家具が問題なく置けるか確認しておくと安心です。
5. 夜の道が安心できるかチェック
特に女性や子どもがいるご家庭では、夜間の安全性は非常に重要です。日中は人通りの多い道でも、夜になると一変して暗く、人けがなくなる場合もあります。
駅から物件までのルートは、必ず夜の時間帯にも歩いてみましょう。街灯の数、人通り、防犯カメラの有無などをチェックし、より安心できるルートも探しておくと良いですね。
■まとめ
内見は単なる「物件の確認」ではなく、「これからの暮らしをシミュレーションする時間」です。見落としがちな周辺環境や交通アクセス、日当たり、夜の雰囲気まで、丁寧に確認しておくことで、購入後の後悔を防げます。